ヤリスはトヨタのコンパクトカーで、燃費や安全性などに優れていますが、運転しにくい・視界が悪いという不満の声も聞かれます。
では、その理由は何でしょうか?
この記事ではヤリスの特徴や運転をサポートする装備について紹介します。
ヤリスは運転しにくい?
引用:TOYOTA
ヤリスは運転しにくいというよりも、運転しやすさに個人差があるというほうが正しいと思います。
ヤリスは小回りが利くので、狭い道や駐車場などでは便利ですが、高速道路などでは安定感が少なく、風やトラックの影響を受けやすいです。
また、ヤリスはエンジンパワーが低いので、加速や登坂には力不足です。
これらの特徴は、運転に慣れている人やコンパクトカーが好きな人にとっては問題ないかもしれませんが、運転に不慣れな人やパワフルな走りが好きな人にとっては不満に感じるかもしれません。
つまり、ヤリスは運転しにくいと一概に言えるわけではなく、運転する人の好みや目的によって変わるということです。
ヤリスは視界が悪い?
引用:TOYOTA
ヤリスの視界は前方や斜め前方は良いものの、後方や斜め後方は悪いということが言えます。
その理由を前方・後方に分けて説明します。
しかし、これはあくまで一般的な傾向であり、個人差や好みもありので気になる方は試乗して確認しましょう。
前方は視界が良い
視界の良さを測る指標として、※Aピラーの太さや角度、フロントガラスの形状や大きさ、ダッシュボードの高さなどが挙げられます。
これらの要素は、運転席から前方や斜め前方を見るときに影響します。
ヤリスは、Aピラーが細くて傾斜が少なく、フロントガラスが広くて丸みがあり、ダッシュボードが低いという特徴があります。
これらは、視界を広くする効果があります。
後方は視界が悪い
ヤリスの視界の悪さを指摘する要因として、※Bピラーの位置や太さ、リアウィンドウの形状や大きさ、ヘッドレストの高さなどが挙げられます。
これらの要素は、運転席から後方や斜め後方を見るときに影響します。
ヤリスは、Bピラーが前寄りで太く、リアウィンドウが小さくて角ばっており、ヘッドレストが高いという特徴があります。
これらは、視界を狭くする効果があります。
ヤリスの安全装備で運転しやすさをアップする
引用:TOYOTA
ヤリスには様々な安全装備が搭載されており、運転しやすさをアップするだけでなく、事故のリスクを低減することもできます。
ヤリスの主な安全装備を紹介します。
トヨタ チームメイト
引用:TOYOTA
カメラとソナーにより周囲を監視しながら、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御し、駐車完了まで駐車操作をアシストします。
メモリ機能付きで区画線がないスペースにも対応しています。
プリクラッシュセーフティシステム
引用:TOYOTA
これは、カメラとレーダーで前方の障害物を検知し、衝突の危険性が高まった場合に警告音と表示でドライバーに知らせます。
ドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動して減速力を強化します。
もしドライバーがブレーキを踏まなかった場合や、衝突が回避できない場合は、自動ブレーキが作動して衝突の被害を軽減します。
レーントレーシングアシスト
引用:TOYOTA
これは、ドライバーがハンドルを操作しなかった場合に、自動的にハンドルを微調整して車線内に戻すことができます。
カメラで道路の白線を認識し、ドライバーが意図せずに車線から逸脱しそうになった場合に警告音と表示で知らせます。
ドライバーがハンドルを操作すると、警告は解除されます。
オートマチックハイビーム
これは、カメラで対向車や先行車のヘッドライトを検知し、暗い道路では自動的にハイビームに切り替えて視界を確保します。
しかし、対向車や先行車が近づいた場合は、自動的にロービームに切り替えて眩惑を防ぎます。
【まとめ】ヤリスは後方が見にくいが安全装備が充実している!
引用:TOYOTA
ヤリスはコンパクトSUVのため、エンジンパワーが低いので加速や登坂には力不足です。
パワフルな走りが好きな人にとっては不満に感じるかもしれません。
また、ヤリスの視界は前方や斜め前方は良いものの、後方や斜め後方は悪いという特徴があります。
しかしそれを感じさせないほどの安全装備が充実しています。
【主な安全装備】
・トヨタ チームメイト
・プリクラッシュセーフティシステム
・レーントレーシングアシスト
・オートマチックハイビーム
上記以外にも予防安全・衝突安全が豊富に搭載されているので、運転に不安がある方にもおすすめの車です。