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トヨタ ライズでの車中泊は疲れる?後部座席は倒せる?

トヨタ ライズでの車中泊は疲れる?

車中泊は、自由に旅行を楽しむための手段として人気があります。

トヨタ ライズは、コンパクトなSUVで、後部座席は倒せるので、車中泊に使えると思うかもしれません。
しかし、実際にトヨタ ライズで車中泊をしたら、どんな感想を持つでしょうか?

この記事では、トヨタ ライズでの車中泊のメリットとデメリット、そして快適にするための工夫を紹介します。

目次

トヨタ ライズでの車中泊は疲れる?

ライズ 車中泊

引用:トヨタ

トヨタ ライズでの車中泊は、一般的にはあまり快適ではない言えます。

寝る場所がフラットにならず、サイズも全長3.99m、全幅1.69m、全高1.62mで車内も特別広い訳ではないからです。

車中泊の快適さは、個人の好みや体質、準備や工夫などによって大きく変わりますが一般的に言えることは、以下のようなポイントもあると思います。

もちろん、個人差や好みはありますし、工夫次第で快適になる可能性もあります。
しかし、車中泊をするなら、トヨタ ライズよりも他の車種を選んだ方が良いかもしれません。

コンパクトSUVなので、車内空間は広くない

特に後部座席を倒してもフラットにならず、段差があります。

そのため、マットレスや寝袋などを敷いても寝心地は良くないかもしれません。
また、荷物を積むスペースも少なくなります。

エアコンやナビなどを使うにはエンジンをかける必要がある

エアコンやナビなど作動させる為にエンジンをかけると燃費が悪くなるだけでなく、騒音や排気ガスも発生します。

そのため、快適な温度や空気を保つのは難しいかもしれません。

衝突回避支援システムが作動する可能性がある

衝突回避支援システムは車内に人がいると感知して作動することがあります。
その場合、ブレーキランプが点灯したり、警告音が鳴ったりします。

これは周囲に迷惑をかけるだけでなく、自分自身も眠れないかもしれません。

トヨタ ライズの後部座席は倒せる?

ライズ 車中泊

引用:トヨタ

トヨタ ライズの後部座席は6:4分割で前に倒すことができます。
後部座席のリクライニング(後ろ)・スライド機能はありません。

後部座席を前に倒すことで荷室の容量を増やすことができるクロスオーバーSUVです。

後部座席は、6:4の分割可倒式で左右それぞれに倒すことができるので両方を倒して広々としたフラットスペースを作ったり、片方だけを倒して乗員を乗せたまま長尺物を積んだりすることもできます。

あくまでも荷物を積むのに優れたスペースになりますので、寝るとなると段差、隙間を埋める工夫が必要です。

トヨタ ライズ 車中泊にオススメなシートアレンジ

ライズ 車中泊

引用:トヨタ

トヨタ ライズ 車中泊にオススメなシートアレンジは、後部座席を前に倒して寝床を作る方法です。

しかし、前に倒しただけでは段差があるので寝れる状態ではありません。

快適な車中泊にするためには工夫が必要になります。

 室内長1,955mm
 室内幅1,420mm
 室内高1,250mm

トヨタ ライズの車中泊で必要なのものは?

ライズ 車中泊

車中泊を快適に行うためには下記準備物が必要になります。

寝具

トヨタ ライズの後部座席は倒すことで、フラットなスペースを作ることができます。
しかし、そのままでは段差があり寝心地が悪いので、マットレスや寝袋などを敷くことをおすすめします。

枕や毛布なども忘れずに持っていきましょう。

隙間を埋める物

前席と後部座席の間に隙間ができるので、隙間を埋めるコンテナやクッションが必要です。
隙間を埋めてマットレスを敷くことで快適に過ごせます。

照明

夜間に車内で読書やスマホをすることもあるでしょう。
車内のライトはバッテリーの消耗につながるので、長時間使うのは避けたほうが良いです。

そこで、ランタンやヘッドライトなどの手持ちの照明器具を持っていくと便利です。

カーテン・サンシェード

カーテンやサンシェードを窓に貼ることで、外からの光や視線を遮ることができます。
プライベートを守るためにも必ず準備しましょう。

衛生用品

歯ブラシや汗拭きシートなどの衛生用品も準備しましょう。

トイレない所で車中泊をする場合は、簡易トイレを持っていくと便利です。

トヨタ ライズで車中泊した人の体験談

ライズ 車中泊

引用:トヨタ

トヨタ ライズで車中泊を体験した方のメリットとデメリット紹介します。

メリット

トヨタ ライズは後部座席を倒すとフラットになるので、マットレスや寝袋を敷いて寝ることができます。

1人で行いましたが、2人でも十分なスペースがあります。また、荷物もトランクに収納できるので、室内は広々としています。

さらに、トヨタ ライズは電源ソケットが二つあるので、スマホやパソコンなどの充電も問題ありません。

夜にネットサーフィンをしたり、映画を見たりしました。音楽もBluetoothで繋げられるので、快適に過ごせます。

デメリット

トヨタ ライズは窓が大きいので、外から見えやすいです。

カーテンを用意していましたが、それでも隙間から覗かれる可能性があります。
特に夜はライトが点いていると目立ちます。

また、トヨタ ライズはエンジンを切ってもエアコンが動く機能がありますが、それでも夏は暑くて冬は寒いです。
季節に合わせて寝具を用意しましたが、それでも快適な温度にはなりませんでした。

さらに、トヨタ ライズは燃費が良いと言っても、エアコンを使うとガソリンが減ります。
一晩で約3リットル消費しました。長期間の車中泊ではコストがかかります。

【まとめ】トヨタ ライズで車中泊は可能だが疲れる

ライズ 車中泊

引用:トヨタ

トヨタ ライズの車中泊におけるメリットとデメリットは下記になります。

【メリット】

  • 車体が小さくても、後席を倒せばフラットな寝床ができる
  • 後席の背もたれにはリクライニング機能があり、快適な角度に調整できる
  • パワーバックドアやスマートエントリーなどの便利な装備がある
  • 燃費が良く、長距離の移動にも向いている
  • 4WDモデルなら、オフロードや雪道でも走行できる

【デメリット】

  • 車内の高さが低く、立ったり座ったりするのに不便である
  • 荷物を積むと寝床のスペースが狭くなる
  • 遮光性や断熱性に欠けるため、外の光や音や温度に影響されやすい
  • シートやマットレスの硬さや形状によっては、体に負担がかかる

以上のことから、トヨタ ライズで車中泊は可能ではありますが、快適とは言い難いというのが正直なところです。
特に長時間の車中泊は、体や精神に疲労を感じる可能性が高いです。

もちろん、車中泊用のグッズや工夫をすれば、快適度を向上させることはできます。

しかし、それでもトヨタ ライズは本来の車中泊に適した車ではありません。
車中泊を楽しむなら、より広くて快適な車種を選ぶことをおすすめします。

トヨタ ライズは、日常の移動やレジャーに使う分には素晴らしい車ですが、車中泊には向かないということを覚えておきましょう。

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