プリウスはハイブリッドカーとして有名で、燃費が良くて環境に優しいというイメージがあります。
しかし、一方で運転しにくいという声も聞かれます。では、どうして運転しにくいと感じるのでしょうか?
この記事ではプリウスの特徴や実際に乗っている人の体験談を紹介します。
プリウスは運転しにくい?

引用:TOYOTA
プリウスは運転しにくいと感じる人もいるかもしれませんが、それはプリウス独自の特徴やシステムに慣れていないからだと言えます。
プリウスの運転しにくさの原因として、以下のような点が挙げられます。
視界が悪い
プリウスの視界の悪さは主に以下の3つの要因によるものです。
- フロントガラスの傾斜角度が大きい
- バックミラーが小さい
- ピラーが太くて邪魔になる
これらの要因により、プリウスでは前方や後方、左右の視界が狭くなります。
前方の視界が悪いと、交差点やカーブで歩行者や自転車、他の車との衝突事故のリスクが高まります。
後方の視界が悪いと、駐車時やバック時に障害物にぶつかったり、ひっかけたりする可能性があります。
エンジン音が小さい
プリウスは低速走行時や停止時にはエンジンが停止してモーターだけで走ります。
そのため、エンジン音や排気音がほとんど聞こえません。
これは静かで快適な走りを楽しめるというメリットですが、一方で周囲の音や風の音が気になったり、歩行者や自転車などに気づかれにくくなったりするデメリットもあります。
ブレーキ感覚が違う
プリウスは、ブレーキを踏むと、まず電気モーターで減速しその後に油圧ブレーキで停止します。
この過程で、ブレーキペダルの感触が変わります。
また、ブレーキを踏んだ際に発生する電力はバッテリーに回収されます。
これは燃費向上に貢献しますが、ブレーキの効き具合に慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
シフトレバーの操作が特殊
プリウスのシフトレバーは一般的な自動車とは異なり、電子制御式でレバーを動かしても元の位置に戻ります。
そのため、運転中にどのギアに入っているかを確認する必要があります。
また、レバーの形状や操作感も独特で慣れるまでに時間がかかるという方もいます。
プリウスは運転補助装備もあるので運転しやすい?

引用:TOYOTA
プリウスは運転補助装備があるので運転しやすいというのは本当です。
プリウスの運転補助装備とは、運転中に発生する様々なシーンに対応して、安全性や快適性を高める機能のことです。以下のような運転補助装備が搭載されています。
・トヨタ チームメイト
・トヨタセーフティセンスP
・パノラミックビューモニター
トヨタ チームメイト

引用:TOYOTA
カメラとソナーにより周囲を監視しながら、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御し、駐車完了まで駐車操作をアシストします。
メモリ機能付きで区画線がないスペースにも対応しています。
トヨタセーフティセンスパッケージ

引用:TOYOTA
先進的な安全技術を集約したパッケージです。主に機能が含まれています。
・プリクラッシュセーフティ(ぶつからないをサポート)
・レーンディパーチャーアラート(はみ出さないをサポート)
・レーントレーシングアシスト(高速道路のクルージングをサポート)
・ロードサインアシスト(標識の見逃し防止をサポート)
・オートマチックハイビーム(夜間の見やすさをサポート)
・レーダークルーズコントロール(ついていくをサポート)
・フロントクロストラフィックアラート(出会い頭の事故防止をサポート)
・プロアクティブドライビングアシスト(安全運転をさりげなくサポート)
これらの機能は、衝突回避や減速支援、車線逸脱警報や制御、ハイビームの自動切り替え、車間距離の自動調整などを行って運転中の危険や疲労を軽減します。
パノラミックビューモニター

引用:TOYOTA
車両の周囲の状況を360度表示する画期的な機能です。
この機能は、駐車時や狭い道路での走行時に、障害物や歩行者を確認するのに役立ちます。
パノラミックビューモニターは、車両の前後左右に設置された4つのカメラからの映像を合成して、ナビゲーション画面に表示します。
表示方法は、上から見た俯瞰図や、車両の側面や後方から見た視点など複数のオプションがあります。
プリウスに乗っている人の体験談

引用:TOYOTA
実際にプリウスに乗車した人の体験談を紹介します。
納車された新型プリウスはお気に入り☺️ですがやはり気になるポイントも🤔
— ALPHLUX (@maazblog) September 29, 2023
①思っていたよりも低い車高。
乗降&洗車大変。運転も少し気を使う
②やっぱり見にくいメーター。
私のベスポジだとどうしても被ってしまう
③オシャレだけど少し使いずらいリヤドアハンドル。… pic.twitter.com/WAWZFn4igA
今日初めて30プリウス運転したんだけど、シフトレバーあれ慣れないわー。
— わい🔥 (@ycamp_) September 29, 2023
癖でシフトレバーに手を置く癖があるんだけど、軽すぎて走行中にNレンジ入ってだいぶ焦った。
しかもDに入れても走らなかったし。
みんなあれ普通に使って走行してるの偉いね。
B?シフトも下じゃなくて、D側にしたら良いのに。
初めてプリウス運転してるけど全然揺れないし静かだ…!コンビニに突っ込まないようにしなきゃ
— 眞紅 (@akai_hito_03) October 6, 2023
レンタカーのターン終了
— さすらい (@sasurai_no_taxi) October 6, 2023
合計走行距離1076kmの中国地方(山口県を除く)一周ドライブとなりました
今回の車種はトヨタのプリウス
結構、色々と言われがちですが、力強さ・運転性能も安定してて、とても安心でした
そして、リッター32kmは驚異的で、今回は1回の給油のみ
もう他の車に乗れん(笑) pic.twitter.com/kVtGxtLOzr
【まとめ】プリウスは慣れないと運転しにくい!

引用:TOYOTA
プリウスは環境に優しいハイブリッドカーとして人気がありますが、実際に運転してみると、慣れないと操作が難しいと感じることがあります。
プリウスは、一般的なガソリン車とは異なる操作方法や感覚が必要です。
以下に、プリウスを運転する際の注意点を挙げます。
- 【エンジン音が小さい】
プリウスは、低速走行時や停止時には電気モーターだけで走ります。そのため、エンジン音がほとんど聞こえません。これは静かで快適ですが、周囲の人や動物に気づかれにくいため、安全運転に注意する必要があります。
- 【ブレーキ感覚が違う】
プリウスは、ブレーキを踏むと、まず電気モーターで減速し、その後に油圧ブレーキで停止します。この過程で、ブレーキペダルの感触が変わります。また、ブレーキを踏んだ際に発生する電力はバッテリーに回収されます。これは燃費向上に貢献しますが、ブレーキの効き具合に慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
- 【シフトレバーの操作が特殊】
プリウスのシフトレバーは、一般的なガソリン車とは異なります。シフトレバーを動かすと、一時的に目的のポジションに入りますが、すぐに元の位置に戻ります。そのため、シフトポジションはメーターで確認する必要があります。また、パーキングポジションに入れるためには、専用のボタンを押す必要があります。
プリウスは環境に優しいハイブリッドカーですが、慣れないと運転しにくいこともあります。
プリウスの特徴や注意点を理解して、安全かつ快適なドライブを楽しみましょう。