ランクル80は、トヨタ自動車が1990年~1998年まで製造・販売していたフルサイズの四輪駆動車です。
ランドクルーザーのシリーズの一つで、オフロード走行に優れた性能と耐久性を持ちます。
そんな、「ランドクルーザー80」は維持できないのでしょうか?
また維持費はどのくらいなのでしょうか?
この記事ではランクル80の維持費や購入者の年収を紹介します。
ランクル80を維持できない?無理して買うと後悔する?

引用:TOYOTA
ランクル80は1990年~1998年に製造された古い車なので、故障やメンテナンスに多くのお金と時間がかかる可能性があります。
また、燃費も悪く、環境にも優しくありません。
中古価格は139~630万円と高額ですが、それだけではなく、ランクル80を維持するためにはさらに多くのコストが必要です。
ランクル80を無理して買うと、後悔するかもしれません。
ランクル80は趣味やレジャーで楽しむ車としては魅力的ですが、日常の移動手段としては不向きです。
ランクル80を購入するなら、自分の財力や目的に合っているかどうかをしっかりと確認しましょう。
ランクル80の維持費

引用:TOYOTA
ランクル80の維持費は年間約60万円程度~と見積もることができます。
ランクル80を購入する際には、維持費にも注意して予算を計画を立てましょう。
ガソリン代 | 約26万円 |
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重量税 | 約2万円 |
自動車税 | 約8万円 |
保険料 | 約10万円 |
車検、メンテナンス費 | 約10万円 / 約5万円 |
- 【ガソリン代】
ランクル80は、燃費が低く約6km/Lという数値です。
これをもとに、年間走行距離が1万kmだと仮定してガソリン代を計算すると、ガソリン車は約26万円になります。
(ガソリン160円/L)
- 【重量税】
重量税は、車の重量に応じて課される税金です。
重量税は2年ごとに車検時に支払う必要があり、ランクル80の重量税は2年間で約4万円になります。
- 【自動車税】
自動車税は、車の排気量に応じて課される税金です。
自動車税は毎年4月に支払う必要があり、ランクル80の自動車税は約8万円になります。
- 【保険料】
保険料は、車の種類や運転者の年齢や性別、過去の事故歴などによって異なります。
また、任意保険や補償内容も選択できます。
一般的には、ランクル80は高額な車であり、事故の際の修理費や賠償費も高くなるため、保険料も高い傾向にあり平均して約10万円と見積もられています。
- 【車検、メンテナンス費】
ランクル80は高級車であり、部品や工賃も高くなるため、車検やメンテナンス費も高くなります。
車検費用は約10万円、メンテナンス費用は年間約5万円と見積もられています。
ランクル80購入者の年収

引用:TOYOTA
ランクル80は価格.COMによると139 ~ 630 万円で中古市場に出回っています。
購入者の年収は、一括で購入する場合は760万円以上、ローンで購入する場合は336万円以上であると推定できます。
年収目安の算出方法は下記の通りです。(車体価格380万円の想定)
【一括で購入する場合】
ランクル80の価格はオプションによって異なりますが、平均の380万円と想定します。
一般的に、車の購入額は年収の半分以下が目安とされています。
したがって、一括でランクル80を購入するには、年収760万円以上が必要となります。
【ローンで購入する場合】
ローンの返済額は月収の25%以下を想定します。(メーカー希望小売価格380万円、金利3%、ローン期間5年)
この場合、月々の返済額は約7万円となります。
月収の25%以下とすると、月収は28万円以上である必要があります。
年収に換算すると、約336万円以上必要となります。
しかし、これはあくまで目安であり、実際には家族構成や住居費などによって変わります。
例えば、ひとり暮らしで家賃や光熱費が安い場合は、月収30万円でもローンを返済できるかもしれません。
逆に、家族が多くて住宅ローンや教育費などが高い場合は、月収40万円でもローンを返済するのが厳しいかもしれません。
【まとめ】ランクル80は古い車なので維持費の変動が考えられる!

引用:TOYOTA
ランクル80は古い車なので、維持費の変動が考えられます。
一般的に、古い車は新しい車よりも維持費が高くなる傾向があります。
維持費は、ランクル80の状態や走行距離、使用頻度などによって異なるので、購入する場合は予算をしっかりと把握しておきましょう。
もちろん、収入だけでなく、家族や住環境、趣味やライフスタイルなどもバランスよく考える必要があります。
ランクル80は魅力的な車ですが、それだけでなく自分の生活に合った車を選ぶことが大切です。