ベンツは高級車の代名詞として知られていますが、その人気ゆえに盗難の対象になることもあります。
では、ベンツは他の車種に比べて盗難されやすいのでしょうか？
また、盗難された場合にどのような対策が必要なのでしょうか？
この記事では、ベンツの盗難率や防犯対策について徹底的に調査してみました。
ベンツの盗難率はどれくらい？
引用：警察庁
警察庁が公表している自動車盗難統計によると、盗難されやすい車TOP10にベンツは入っていませんでした。
つまり、ベンツは盗難されやすい車ではないと言えます。
実際には地域や車種によって差があります。
例えば、都市部では盗難件数が多くなる傾向がありますし、高級車や人気車種は狙われやすいと言われています。
特に、ベンツではEクラスやSクラスなどの高額な車種が盗難される割合が高くなっています。
また、キーレスエントリーやキーレススタートなどの便利な機能も、不正に利用されると盗難のリスクを高める可能性があります。
ベンツを盗難から守るためには？
ベンツを盗難から守るためには、まず基本的な防犯対策を徹底することが大切です。
具体的には、以下のようなことに注意しましょう。
- 駐車場を選ぶときは、防犯カメラや警備員などの設備があるかどうかを確認する。
- 車を停めるときは、ドアや窓をしっかりロックし、キーを持ち歩く。
- キーレスエントリーやキーレススタートの場合は、キーを遠隔操作されないように金属製のケースなどで保護する。
- 車体番号やエンジン番号などを記録しておき、万一盗難された場合に警察や保険会社に連絡する。
ベンツの盗難対策セキュリティー
ベンツには、盗難対策として下記のセキュリティー機能があります。
キーレスゴー
ドアを開けるときやエンジンをかけるときに、キーを持っているだけで操作できるシステムです。
キーには暗号化された信号が組み込まれており、車との通信が必要です。
そのため、キーをコピーしたり、無線で傍受したりすることはできません。
アラーム
ドアや窓が不正に開かれたり、車が動かされたりした場合に、サイレンやライトが作動するシステムです。
また、車内には衝撃センサーや傾斜センサーも搭載されており、車体に衝撃が加わったり、車が持ち上げられたりした場合にも反応します。
イモビライザー
エンジンを始動するためには、キーと車の間で認証が必要なシステムです。キーには特定のコードが記録されており、それが車と一致しない場合にはエンジンがかからなくなります。
このコードはランダムに変化するため、盗んだキーでエンジンを始動することはできません。
トラッキング
車が盗まれた場合に、GPSやGSMなどの技術を使って車の位置を追跡するシステムです。
このシステムは、専用のコールセンターと連携しており、警察や保険会社とも協力します。
また、遠隔操作でエンジンを停止させたり、ドアをロックしたりすることもできます。
【まとめ】ベンツは盗難されにくい
ベンツは盗難されやすい車ではないと言えますが、それでも完全に安心できるというわけではありません。
ベンツを長く愛用するためには、基本的な防犯対策を徹底することや、オプションの防犯機能を活用することがおすすめです。
ベンツはあなたの大切なパートナーです。
盗難から守ってあげましょう。
